NARD JAPAN 資格取得アロマ・アドバイザーコース・レッスン6

香りで昔の記憶が蘇ることがありますよね。

不意に香ったタバコの煙で、若かりし頃の元気だった父親の姿を想い出し

プチグレンの橙の枝の香りから、まさしく同じ柑橘類である八朔を収穫した実家での家族との時間を想い出しました。

どちらの記憶も私がとても小さな頃のものです。

不思議ですね、タバコの香りは正直好きではありませんし、プチグレンの香りも特段好きな香りで思い入れがあるというわけでもありません。

しかし、若々しく元気な父の姿がとても鮮明に目に浮かび、家族で茶畑の中にある八朔の実を収穫している側で遊んでいたときの八朔の枝を手折った時の香りと、土の香り、母が居て、父がいて、祖父母が居て、4つ下の妹の姿は想い出せない、それくらい小さな時の記憶。

どちらも、小さな時の何気ない生活の風景。

なぜだか思い出すと熱いものが込み上げます。

今は、父は身体を壊し、タバコは吸いませんし、管理が難しくなった、山の八朔も茶畑も残念ながら耕作を放棄してしまっています。

そんな、記憶がふと蘇るのは、嗅覚と記憶を司る脳の部位が同じだからです。

 

嗅覚は、五感(嗅覚・視覚・触覚・味覚・聴覚)の中でも特に、生命を維持するための本能的な活動を司っています。

発生学的には古い大脳の内側に存在する、大脳辺縁系の扁桃核で本能で好きか嫌いか、自分の生命を維持させるために、生命を残すために必要なのか、必要でないのかを判断してくれるのです。

それは、もちろん、自分のこれまでの経験にもよるところはありますが、私たちが生まれてきての経験値だけではなく、私たちが誕生に至るまでのご先祖様方の経験の積み重ねが、遺伝子として伝わり、私たちの今の好き嫌いは命を繋ぐための能力、考えるのではなく、食欲や性欲などの本能での直感的に好き嫌いを教えてくれているんですね。

そんな、嗅覚への香りの成分の伝わり方、香りの身体への影響を学んだ後は

この単元では精油の芳香を利用したお楽しみの調香のレッスンです。

自然の植物の香りを組み合わせて、自分だけの香水を作るというとても贅沢で幸せな実習です。

香りの相性や、ノートの違い、揮発性の違いによる香りの持続時間そんなことも学びます。

香りをどう感じ、どう表現するのか、自分にとってちょうど良いブレンドのバランスは?

どれくらいの割合が好みなのか自分で良いバランスを探ります。

香りの好き、嫌いは、その時の自分の体調や心によると感じます、その時のご自分が何を心地よく感じるのか、自分の今を感じながら自分と相談しながら選びご自分だけの香水を作るのは、ただただ自分の感性と向き合うとても贅沢な時間です。

 

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