子どもにあなたが大切だよ。ってどうやって伝えてますか?

アロマで愛のスキンシップを江口弥生です。

私は、現在中2、小4、年長の三児の母です。

子どもを育てるって難しいです。

できることって限られてるなぁと感じていて。

でも、とにかく自分を大切な存在だと思えるというのは、基本だなといつも感じています。

そこには譲れないと思っている子育ての想いがあります。

それは何かというと。

『子どもに命の大切さを伝え、自分の命も他人の命もとっても大切なものだと実感できる人に育って欲しい』そう思っています。

それを我が家は車の中を伝える場として選んでいます。

免許更新の時などに目にする

子どもがシートベルトをせずに車に乗っている映像。

あの、ビデオを見せられたことありますか?

あれって、どうなるか知ってますか?

見たことある方覚えていますか?

 

・後部座席に座っている

・シートベルトをしていない

・正面から車がぶつかる

という衝突の場合

体の大きな大人は前の座席にぶつかってまた後ろの座席にぶつかって元の座席に着地しました。

(横から、斜めからだとまた違いますよね。)

 

さて、小さな体の子どもだとどうなるでしょうか?

 

子どもは体が小さいのでスペースがあります

運転席、助手席にぶつかりながらフロントガラスに激突します。

そしてフロントガラスを破りそとに投げ出される。

怖いですね。

 

 

お子さんにチャイルドシート、シートベルトしていますか?

 

私は残念ですがよく見ます。

助手席で立っている子ども

運転席の間に立っている子ども

お母さんやお父さんがお膝に赤ちゃんを抱っこしたまま運転

おじいちゃんおばあちゃんの車の後部座席で子どもが後ろを見て立ってる

 

私は見るだけでも怖いです。

なんでかなぁ。

 

「だって子どもが言ってもしないんだもん。」

「ぶつからなきゃわかんないよね〜」

「うちの子シートベルトしないから、

   お宅にはお世話になれないね。」

これ、私が直接いわれたことがある言葉です。

 

子どものせいにしてますけど、子どものせいじゃありまん。

 

私達、親が子どもが大きくなるまでにしてあげられることなんて

ホントに限られていると思いませんか?

 

無事に大きくなって欲しい、

そして、子どもたちが自分の力でどうにか色んな問題にも立ち向かって自分の力で大きくなるための大切な命を守る環境でしか無いと思います。

 

赤ちゃんの時はもちろんチャイルドシートを親が締めてあげますよね。

2、3歳くらいになったら外す子もいるのかな?

 

「シートベルト出来た?出来たら出発するよ!!」

「シートベルト外しちゃったの?なら一度止まるからシートベルトしようね。」

 

シートベルトをしないと私たちは車を動かさないんだよ、

って言うのを当たり前のこととして親が伝えていれば、

確実にシートベルトをするようになりますよ。

 

あなたが大切だよ。

あなたの命が大切なんだよって言うメッセージをせっかく子どもに伝えられる

それも車にのる度に伝えられるチャンスなのに・・・。

 

その手間を惜しむ親がいる。

 

「シートベルトした?」って聞くことが。

「あなたが大切だよ。」に聞こえると思いませんか?

 

これって、もし、何かのピンチを迎え自分のキャパを超えたとき。

 

小さな頃いつも守ってもらっていた記憶が鮮明にある人は

 

プライドより大切なことを思い出し、

自分を大切にする判断ができるんじゃないかと思います。

 

色んなしがらみが社会に出ればあると思うけど。

 

違うと感じることができれば環境を変えることもできるんじゃないかと。

 

私達親がいつまでそばに居られるかわからないけれど

いなくなった後、、、、

 

幸せに生きていって欲しいって願いしか親は出来ないんじゃないかなぁって。

 

私は、たかがシートベルトだけど、そこに繋がる気がします。

 

私は立派な親でも無いし、子でも無いけれど。

 

自分の命を尊いものだと

 

生きていることが幸せだと育ててもらったことに

感謝をしています。

 

それだけは次の世代に繋がったらいいなぁと。

シートベルトをつける手間、着けるのを待つ時間を

大切な時間だと感じられる人がひとりでも増えてくれたら嬉しいです。