HBA掲載コラム デリケートゾーンケア〜オイルトリートメント〜 3/4

「Holistic Beauty Journal」に8月掲載して頂いたコラムを

4回にわたってシェアいたします。

今回はその3回目

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「デリケートゾーンのオイルトリートメント」

前回は、デリケートゾーンの保湿が

バリア機能を守るために大切なケアである

というお話をさせていただきました。

今回は、免疫力もアップさせる

「オイルトリートメント」

についてお話いたします。

デリケートゾーンのトリートメントは

外性器だけではなく膣へも行います。

膣へのトリートメントに抵抗がある方は

もちろん無理をする必要はありません。

しかし、

冷え性、かゆみ、黒ずみ、痔、便秘、性交痛など、

デリケートゾーンのトラブルでお悩みの場合は

ぜひチャレンジしてみてください。

オイルトリートメントに使用するオイルも

保湿ケア同様に化学的な

合成界面活性剤や殺菌成分、

そして農薬、重金属などが含まれていない

安全な商品を選ぶ必要があります。

オイルを適量指にとり、膣壁全体に

まんべんなくゆっくりとやさしく塗布してください。

デリケートゾーンは感覚神経が集まり

敏感なだけでなく、

東洋医学ではエネルギーの流れを示す

経絡・経穴が集中している場所でもあります。

デリケートゾーンを温めてケアをすることは、

全身の臓器だけでなくメンタルをも整え、

体全体のつまりを解消してバランスをとる

ホリスティックなケアなのです。

直接手を触れるのに抵抗がある方は

カット綿にオイルを浸してのオイルパックも有効です。

トリートメントは、清潔でカラダが温まった

状態で行うことをお勧めします。

ゆっくりとトリートメントを行う時間がない方は

湯船から上がった後に温かい洗い場で

カラダを拭く前に行うと良いでしょう。

年齢を重ね、膣壁が薄くなり、

細胞が萎縮し干からびると

子宮周りの臓器(膀胱や大腸など)が膣へと傾き、

臓器脱が起こることもあります。

海外のデータから、骨盤臓器脱になる女性は

「20~59歳の3割」「出産経験者の半数」

という推計があるそうです。

保湿やトリートメントが日々の習慣になれば

少しの手間で、膣の機能低下を防げます。

膣が健やかに機能すると、

毎月の月経血がスムーズに排出され、

セックスでの感度も良くなり、

出産時に膣口が柔らかくなって

赤ちゃんが通りやすく、裂傷も最小限に

抑えられるのです。

良いことだらけですね。

次回は「日々の生活で気をつけて欲しいこと」

について書いていきます。

【コラム執筆】
江口弥生

NPO法人日本ホリスティックビューティ協会認定
ホリスティックビューティアドバイザー
デリケートゾーンケアアンバサダー
NARD JAPAN認定 アロマ・インストラクター
ジャスミンハウス主宰

HBAメールマガジン[Holistic Beauty News]に掲載された私が執筆したコラムを転写しています。

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