5月皮膚トラブルのご相談
ゴールデンウィーク明け
皮膚トラブルのご相談が相次ぎました。
暑くなったり、寒くなったり、日光がいきなり強くなるこの時期
そして、ストレスも心配な時期ですよね。
ご連絡をいただいたのは、
どちらも皮膚の炎症でした。
お二人とも共通する原因は日焼けでした。
もちろん、
一年中日焼け対策をしっかりするのが一番良いのですが、
なかなか一年中は気にかけていませんよね。
真夏になると気にする日焼けですが
UV-A波・・・
肌の奥の真皮層まで達し、繊維芽細胞を損傷させ皮膚の弾力を失い、シワやたるみの原因をつくる恐ろしい紫外線です。5月の日光はUV-A波量が一番多い時期です。
そして、
UV-B波・・・
皮膚の表面を強いエネルギーで火傷をさせ、色素沈着、シミやソバカスの原因をつくります。5月から波量がどんどんと上がってきます。
そして、日に焼けた皮膚がどんな状態になっているかというと。
こんな感じです・・。
左の地割れが起こったような状態です。
皮膚が熱をもち乾燥し
皮膚バリアが壊れ、皮膚がかぴかぴのイメージです。
こうなるとどうなるでしょうか。
皮膚からはさらに水分が蒸発します。
蒸発し細胞は干からび、
そこへさらに紫外線を浴びるともうゴワゴワですよね。
というか、痛くて仕方がない状態ですよね。
そんな時にはハーブウォーターがおすすめです!!
KENSOのハーブウォーターは
完全無農薬有機栽培で育てられたハーブを
良質な地下水を使用して蒸留し、
保存料・防腐剤も一切含まれていないとてもシンプルなものです。
このハーブウォーターの良いところは
上記の説明のとおり、
・とてもシンプルなこと
・弱酸性であるということ
なぜ、この二点がとても大事かというと
まず。
・とてもシンプルなこと
植物ですので合わない方もいらっしゃいますが、何も混ざっていないことで、合わない場合理由が判明しやすいことが私はとてもメリットだと思います。
・弱酸性であるということ
私たちの皮膚は弱酸性の場合皮膚バリアが機能します
健康な肌はPH4~6(弱酸性)に保たれています。
健康な肌の場合は、石鹸(アルカリ性)で洗浄した後15分もすれば
皮膚常在菌の働きにより元のバランスのとれた弱酸性に戻れます。
しかし、皮膚がやけどを起こし、乾燥している時
日焼けをしすぎた肌は、いつも使う化粧品が痛かったということはありませんか?
自力で皮膚バリア機能の働く弱酸性に戻すことが困難な状態になっているのです。
そんな時に、ハーブウォーターで弱酸性にしてあげることができます。
そして、弱酸性であるハーブウォーターは
痛んだ皮膚に塗布しても
ヒリヒリと痛むことがないのです。(その植物にアレルギーがある場合は別です)
さて
どんな風に使うのがいいでしょうか。
日焼けは=やけど
すぐにしっかりと水分を与えながら冷ましてあげることが必要です。
まずは、
ハーブウォーターをたっぷりと日焼け部分にスプレーします。
その後は、ガーゼやティッシュにハーブウォーターをたっぷりと湿らせ痛い部分に湿布します。
そのままでは、乾燥してしまいますので、その上からラップをしてあげる、さらに熱を持っている場合は冷やしてあげるといいです。
この場合の私のおすすめは
ラベンダーウォーターやネロリウォーターです。
火照った肌を沈め、皮膚の再生も助けてくれます。
しっかりと潤ったあとは
クリームなどで再度乾燥しないようにお手入れが必要ですね。
クリームについては長くなりましたのでまた記します。
すぐ上の写真は実家のジャパニーズネロリ。
自宅で水蒸気蒸留をして私も化粧水として使用しています。
フレッシュネロリは中々手には入りませんが
乾燥ハーブのネロリでもとっても素晴らしいハーブウォーターが抽出できますのでご希望の方はプライベートサロンで一緒にハーブウォーターの蒸留レッスンを楽しみましょう。
ハーブウォーターレッスン
蒸留時間:1時間半程度
お持ち帰り量:60〜100CC程度
レッスン料:4000円(別のレッスンと組み合わせの場合1500円)
材料費:ハーブ代金を別途700円程
(ハーブのお持ち込みは無料です)