皮膚トラブル時の保湿について

2018年5月11日 2022年1月12日

江口弥生

前回は、皮膚トラブル時の肌の炎症を抑え、水分を補給するところまでをお伝えしました。

こちらの記事より５月皮膚トラブルのご相談

皮膚が熱が持ち炎症を起こし、細胞がやけどを起こしてしまった時は、まずは優しいハーブウォーターでの水分補給と炎症を抑える芳香成分の作用により助けてもらうことをご提案させていただきました。

次は肌がしっとりしたあと、いくらしっとりとしたからといって、一瞬で肌が元のやけどをしてなかった状態に戻ったわけではありませんよね。

まだ、怪我を負ったままのお肌です。

そんな痛々しい肌には

外からの刺激に対して守り＆内側の水分を保湿できるようにバリアをしてあげたいです。

健康な肌の場合は、善玉菌である皮膚常在菌が皮脂や汗を摂取しその代謝の産物として皮膚表面にクリームを作り出してくれますので、素晴らしく健康な皮膚の方は保湿クリームなどつけなくても勝手に潤ってくれるので必要がないわけです。

しかし、夏の日差しなどで、炎症を起こし弱ってしまった肌では、常在菌さんは住み心地が悪いので少なくなってしまっています。ですので、せっかく水分を補給してもそのしっとりとした肌を保つことができません。

そんな時には、乳液や美容クリームがとっても役に立ちます。

ご自分に合ったものをお持ちの方はとてもラッキーです。

しかし、皮膚が敏感な方は市販の乳液やクリームに入っている防腐剤や殺菌成分の刺激で余計にヒリヒリとすることがあります。

これは、お店で販売するという性質上絶対に仕方のないことです、何も入っていない食品同様な化粧品に、殺菌するものが入っていなければ、お客様がお買い求めいただいた時には、すでに腐敗し異臭がする、など皮膚の助けをするどころか、反対に刺激を与えるものを売ってしまうことになるからです。

オーガニック化粧品は、その点でとても気をつけて防腐剤も天然の成分にしたり、刺激の少ないものでと研究を重ねてくださっているので、そんな化粧品を選んでお買い求めいただくのが良いと思います。そして、これからどんどんそう言った自然に近く、体に負担をかけない化粧品がますます増えてくれる世の中になってくれるといいなぁと思います。

Jasmine Houseでは

贅沢なレッスンを思いつきました！！

水蒸気蒸留を楽しみませんか？そしてその芳香蒸留水を利用して、贅沢で優しい植物だけの保湿クリームを手作りしたらなんて素敵でしょうか。

クリームに使う精油もご自分の嗅覚と私のアドバイスによりあなたのためだけのブレンドで作成いたします。

世界であなただけのオーダーメイド化粧品が出来上がるなんて素敵じゃないですか？

そして、蒸留器からの香りとゆったりとした時間を楽しみながら、お茶を飲み私とお話ししませんか？

ゆったりとした時間を楽しみに来てくださるのをお待ちしております。

贅沢に肌をはぐくむプライベートレッスン（3H）

ネロリ（橙の花）のドライハーブを蒸留し芳香蒸留水（ハーブウォーター）を抽出します。